学校につくと、現実を見せられた。課題が終わっていない私は、部活に行くことが出来なかった。しかし、幸いなことに2日間の新人戦のおかげで、本日の部活は休みであった。幸い…なのだろうか?この2日間で私たちの課題は多く見つかったはずだ。一刻も早く、ミーティングを行いメンバー全員の意志をまとめることが大事なのではないだろうか?ただ、ここは進学校。忘れてはいけない。サッカーをするために来ている人などいない。私は、先輩から高一の春、沢山勧誘され、サッカー部に入部することを決めた身。サッカーに出会えて良かったと心から思っている。だからこそ、上手くなりたい。強くなりたい。かっこいいプレーをしたい。願望ばかりが私の頭の中にある。きっと、やりたいことならば、皆、あるだろう。しかし、何度も言うがここは進学校。学問を無意識に優先してしまうのが、この高校の生徒であった。
課題は終わらず、いつのまにか時間は流れ、下校時間になっていた。私は家に帰った。昨日の天気が嘘みたいに、今日は悪天候。親からの迎えを玄関で待つ。その間、単語帳を見るのが最近、私の決めた目標であるのだが、肝心の単語帳を置いてきてしまった私はすぐにカバンのポケットから携帯を取り出し、溜まっているメッセージなどを返していた。1つの通知に私は目がいった。
中谷拓士:いいなーって思ってたからすごく覚えてるんだ!
ここで話すのもあれだから、LINE交換しない?
たしかに私はこのSNSサイトはすごくギガを使うので苦手だ。だから、家でしか開かない。しかも、私の家はWi-Fiが広がりにくく私の部屋まで届かない。好都合な提案であった。私のLINEのQRを彼に送った。今からすごく幸せな日々がはじまることに私は後から気づくのだ。
数時間後、LINEを開くと知り合いかも?の所に中谷くんのプロフィールがあった。トークにも中谷くんからのメッセージが届いていた。
課題は終わらず、いつのまにか時間は流れ、下校時間になっていた。私は家に帰った。昨日の天気が嘘みたいに、今日は悪天候。親からの迎えを玄関で待つ。その間、単語帳を見るのが最近、私の決めた目標であるのだが、肝心の単語帳を置いてきてしまった私はすぐにカバンのポケットから携帯を取り出し、溜まっているメッセージなどを返していた。1つの通知に私は目がいった。
中谷拓士:いいなーって思ってたからすごく覚えてるんだ!
ここで話すのもあれだから、LINE交換しない?
たしかに私はこのSNSサイトはすごくギガを使うので苦手だ。だから、家でしか開かない。しかも、私の家はWi-Fiが広がりにくく私の部屋まで届かない。好都合な提案であった。私のLINEのQRを彼に送った。今からすごく幸せな日々がはじまることに私は後から気づくのだ。
数時間後、LINEを開くと知り合いかも?の所に中谷くんのプロフィールがあった。トークにも中谷くんからのメッセージが届いていた。


