ソラのオト

先生が悩んでいると、紫音が歩き出した。
紫音は音の隣の空いてる席で立ち止まった。


ガタッ。


「空いてるから。ここでお願いします。」

紫音がそういうと、先生は「わかりました」とニッコリ微笑み、HRがおわった。



昼休み。



井上さん、ちょっといい?

ニコニコしてくる女の子。

いつもは音を見るとゴミを投げてくる子が、いつもと違いニコニコと笑顔を見せてくる。

呼び出され、体育館と校舎を繋ぐ廊下まで連れて行かれた。