光太に案内され、保健室に到着し女の子を寝かせてもらうために、中に入った。

「失礼します」

「はーい、あら?井上さん!?と、どなた?」

中に入ると小柄の女の養護教諭がいた。

「今日転校してきた濱田 紫音です。よろしくお願いします。あと、こいつ、咳ひどくて倒れてたから休ませてやってください。」

「わかったわ。わざわざありがとうね」


ニコッと笑う先生。


「じゃあ紫音、俺は先行ってるぞー?」

「おう、光太ありがとな。またあとで」

そういって、光太は教室へ戻った。