「苺のジャムね。昨日もらった苺を昨日の内に煮詰めたから、新鮮なジャムよ。」 お母さんは笑って言った。 「きっと、新鮮なジャムは美味しいんだろうなぁ~。」 私が言うと。 「おー、鈴音。おはよ。・・・今日のジャムは苺かぁ・・・。」 頭の上で声がした。