「溜め息を吐きたくなるほどの
悩み事は、神影さんの事だよ。
1回しか言わないから聞いてね?
神影さんの事が好きなの!!!」
と耳を紅くして言うさとう君
私…夢でも見てるのかな?
頬っぺたをつねる私を見て
「はぁ…本当バカ。
告白してる俺がバカみたい。
もう一度言う。
世暖が好きです。
俺と付き合ってくれませんか?」
と目を見て言うさとう君
夢じゃない…痛い…
「っ…はいっ!」と私が言った途端
「本当に!!?」
と抱きついてくるさとう君
待って、死ぬ可愛い…
さっきまであんなツンツンとしてたのに…



