東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編

オヤジ
「陸。ちょっと車椅子に乗せてくれんね。たばこ吸いに行くから。」

ゆかりと俺は親父の体に手を貸し車椅子に親父を乗せて、親父の道案内?で、喫煙所まで車椅子を押していく。

喫煙所につき、飲み物を購入するときに親父に何にするか聞いた。

オヤジ
「看護婦さんと一緒の時はオロナミンC飲めんけん、オロナミンが飲みたい。。」

ゆかりがクスっと笑いながら自販機でオロナミンCを、購入している。

ゆかりが笑った訳は聞かないで、分かっていた。
俺は、ゆかりの家の冷蔵庫にオロナミンCを大人買いし切らさないようにゆかりに頼んでいるからだ。。

親父もオロナミンCが一番好きなのかとゆかりは笑ったんだ。

俺も、心の中で笑えた。看護婦さんに車椅子を押してもらい喫煙所に行くから、見張られていて飲めないから、ここぞとばかりに頼む親父が可愛いらしく思えた。。