東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編

警察B
「おい、お前少し身体鍛えるか?道場行って柔道教えたるよ。」

大人が恫喝してくる。

今思えば完璧な脅しだよな。

その当時は素直にその言葉を飲み込んでいた。

警察A
「村井君さあ…あそこの家に1人で住んでたの?食べ物とか正直大変だったやろ?子供1人でどうやって生活してたんや?」

警察B
「お前、喋られんのかい!」

ドン!

部屋に響き渡る、机の音…

強弱つけながら迫る大人達に…

心の中で、ほくそ笑む。

いや、テレビドラマでみる刑事の取り調べの正にそれだった。


「ふふふ」

思わず口から音を出し笑ってしまった。