東京ナイトドリームガキと悪魔の契り編

車の中…

窓の外に流れる景色…

本当に、不安だった。

夢のような時間から一気に自分の環境に落とされて行く。

暗く深いあの夜に…

契りを交わしたあの闇に…

無言のまま、俺は考えていた。

これから、どうなるのか。どうすればいいのか。

頼れる身内もいない…

悪魔はニヤリと笑い、俺を見下ろし囁いた。

さあ、行こうかと…