リビングにて。




「部屋キレイにしてるね~」




「まぁ…。」




「俺さ、すっげえ疑問が
あるんだけどさ…」




「うん?」




「久也はさ、
ゆりなちゃんとの
結婚は考えてないの?」




「そりゃ考えてるに
決まってるだろ」




「じゃあさ、いい加減
プロポーズしたら
いいんじゃないか?」




「だよなぁ…
もうプロポーズすべきだよなぁ」





「よし、そうと決まれば
プロポーズの準備だな。」



「指輪は
準備してあるけど…」




「じゃあ
後は演出だけだなっ」




「演出かぁ…。」




「あ、そうだっ。
夕方の浜辺とか
星空の下とか
無人島とか
そういうとこで
プロポーズする
っていうのは?」



「ん~…」


プロポーズで
なぜ無人島!?





「あ、二人の思い出の場所で
プロポーズっていうのは?」




「ん~いいかもしれないなぁ」



色々と提案を聞きつつ
どうするか俺は決めた。