声が聞こえるキミ

「ねぇ、アサヒ」
アオネェに呼ばれて、顔をあげる。
「このあと、行くあてあるの?」
アサヒは、首を横に降った。
今までずっと、野宿をしていたから、
これからどうするかなんて、
なにも考えていなかった。
「なら、私の助手してよ!」
アオネェが、手を差し出す。
「衣食住をあげるから、
私を手伝ったり、食事をつくってよ」
その誘いは、とても嬉しいものだった。
断る理由もないので、
アサヒは喜んで、それを受けた。