すぐ裏には、小さな畑があり、
薬草の他に野菜が植えてあった。
周りは木々がのびのびとしていて、
とても気分がいい。
ノックをしてしばらくすると、
「はーい!」
という声が聞こえた。
パタパタと足音がしたあと、
ガチャリとドアが開いた。
中から出てきたのは、
アサヒにとって
もっとも意外な人物だった。
「アオネェ!」
「アサヒ?!」