彼は、困ったような笑みを浮かべた。
けれど、
なにかを見つけたとたんに笑った。
「キミのヒレは、赤いんだね」
アサヒは、パッと顔を赤くして、
ヒレを隠す。
「なんで隠すんだい?」
彼は、残念そうに訪ねる。
だって、私はおかしいから。
私のヒレの色は、汚いから。
そういいたかったけれど、
なにも言えない。
彼は、フッと笑って、
もう一度『名前は?』と聞いてきた。
けれど、
なにかを見つけたとたんに笑った。
「キミのヒレは、赤いんだね」
アサヒは、パッと顔を赤くして、
ヒレを隠す。
「なんで隠すんだい?」
彼は、残念そうに訪ねる。
だって、私はおかしいから。
私のヒレの色は、汚いから。
そういいたかったけれど、
なにも言えない。
彼は、フッと笑って、
もう一度『名前は?』と聞いてきた。



