ことは突然、一生の愛に。


「話したいこと?」

「うん。今日って俺の誕生日でしょ?俺覚えてなくて、ごめんな。帰ってこれなくて。」

そんなこと言われたらまた涙が出てきちゃうよ。

私は服の裾をぎゅっと掴む。

私が俯いていると、そのスキを見て、電気をつけた。