再び銃声が鳴り。 撃ったのは華で、見事に男の手から銃が離れるように撃ち抜いていた。 その直後、竜也が男を取り押さえる。 『誰か早く救急車呼べー!』 虎の叫び声が聞こえる。 「龍!!」 「・・・うるせーよ。・・・耳元ででけー声だすんじゃねーよ。・・・クソ女・・・。」 龍の、背中からは血が流れ出ていた。