「さすがに深夜2時にもなってくれば、冷えるな。」 そう言って龍は後部座席から、自分のマフラーを取り、 「ほら、これも巻いとけ。」 そう言って澪の首に巻いた。 「・・・っ!苦しい苦しい!!」 「お、悪い悪い。日頃の恨みが行動に出ちまった。」 「・・・後でシメるよ。」 「ははっ。」 笑いながらマフラーを巻き直してくれた龍は、澪の頭にポンと手を置いて、 「風邪引くなよ。」 そう言って優しく微笑んだ。 「・・・うん。」 (・・・龍のニオイ。安心する。)