『急な移動ですまなかったな。
お前ら4人には、今日から刑事課の特別チームとして動いてもらう。
まぁ、俺が指示した事件の捜査や、1課、2課の捜査の補助が主な仕事だ。』

「「「「分かりました」」」」

『俺の事はトラさんって呼んでくれー。
・・・お?
お前ら全員、苗字に白ってついてんのか。
・・・チーム 白(シロ)だな!!』


ドヤ顔で4人を見る虎。

「そのまんまじゃねーか。」
「センス0(ゼロ)じゃん・・・」
「トラさん、センス壊滅的じゃないすか。」
「だね・・・」


『はははっ。
じゃあ、ここがお前らの部屋になるから。
まぁ、好きに使え。今日は顔合わせだからな。
他の課にも顔出して、そこに置いてる資料に目通したら
帰っていいぞ。
明日からバンバン仕事してもらうからなー。
じゃあおつかれさん!』

パタン。

「うそでしょ・・・。」
「何かの間違いじゃねーのか・・・」

と項垂れる澪と龍。

「すごい偶然だね!これからよろしくね!」
「こちらこそ!みんな同い年なんだねー。よろしくね!!」

2人とは対照的な竜也と華。


6月1日

刑事課 特別チーム白(シロ)結成────。