~白の初恋~ 少し番外編追加しました。


「澪。」
「華。」

2人の名前を呼び、近づく龍と竜也。

「龍」
「竜也くん!」


「華。行こうか」

なんて言って自分が来ていたパーカーを素早く華に着させ、なぜかフードまで被せて、完全に隠そうとしている竜也。
訳も分からず、頭の上に?マークを浮かべている華の手を取り、海岸の方へ歩いていく竜也。
その様子を見ていた2人は。

「「・・・ぷっ」」
「あーダメだ!竜也、マジでキレてた。」
「ちょ・・・竜也、華のこと隠しすぎでしょ!
華、せっかく昨日ウキウキで水着選んでたのに!」

龍と澪が竜也の行動に大笑いする。

「俺らも行くか。」
「うん。そうだね!」

竜也達が歩いて行った方へと向かう。