一方、事件の捜査で外に出ている龍と竜也。
「おい竜也。お前、何か企んでるだろ。」
「・・・バレた?」
「当たり前。華に告る気?」
「さっすが龍。
・・・華ちゃんさ、警察学校入ってすぐの頃、ストーカーにあってたらしいんだよ。それも結構酷い感じの。その時に澪ちゃんが助けて、犯人も澪ちゃんが捕まえたらしいんだけどね。それから澪ちゃんがずっと華ちゃんの側にいて支えてたんだと。でも、これからは俺が1番近くにいて支えてやりたいんだよ。
・・・巻き込んですまねーな。」
「何謝ってんだよ。らしくねーな。
気にすんな。旅行なんて俺も息抜きになる。
ふっ。相棒の幸せは見届けてやるよ。」
「・・・龍ーーー!!!」
「抱き着いてくんな!暑い!離れろ!」
「え。なんで?感動の抱擁する所だろ?」
「・・・1人でやってろ・・・
がんばれよ。竜也。」
「龍ーーー!!!」
「シメるぞ。」

