華の。笑顔でそう言った華の言葉が、
ストンと心に落ちた。

「そうだよね。」
「澪ちゃん。私はずっと澪ちゃんの味方だよ。
澪ちゃんが私の側にいてくれるように、私も澪ちゃんが辛い時は一緒に泣くし、澪ちゃんが楽しい時は一緒に笑うよ?
澪ちゃんがいつか恋をしたなら全力で応援するんだから!」

「ありがと。華・・・。」
「ふふっ。どういたしまして!」
「・・・で?華はどうなの?」
「え?」
「竜也。」
「・・・ふふっ。澪ちゃんも私のこと、分かってんじゃん!」
「当たり前!何年相方やってるとおもってんの?」

先程の華と同じセリフを言って、華と2人笑い合う。

「うん・・・。気にはなってる。
・・・けど、やっぱりあの事、思い出しちゃって、、。」
「・・・そっか。
華。大丈夫だよ。私が側にいるじゃん!
大丈夫だからさ、華は自分の気持ち大事にしなよ。
竜也なら大丈夫だよ。」
「澪ちゃん・・・」
「華。私達、相棒でしょ?」
「うん!」


澪と華はお互いに相棒の幸せを心から願っていた────。