2時間後。


竜也と華が、澪の部屋の広めのソファーに寝転んで仲良く寝ている。華は竜也の腕の中にすっぽり収まって。

「ふふっ。可愛いね。」
「コイツほんと華のこと好きだな。」
「華も竜也のこと凄い好きだよ。竜也が他の女の人と話したりしてると、ブラック華が出てる。」

澪は毛布を持ってきて2人に掛ける。

「俺らも寝るかー。」
「うん。龍、退院したばっかりだし、私のベッド使っていいよ。私こっちのソファーで寝るから。」
「は?」
「ん?」
「んな事させれるかよ。一緒に寝よーぜ。」
「え!?」
「でけー声出すなよ。起きるだろーが。」
「あ、あぁ。ごめん。」
「ほら、早く来いよ。」