「あ、そろそろ面会時間終わりだねー。帰るね、また明日来るね!」
「おう。サンキューな。気を付けて帰れよ?」
「うん。」

「・・・・・・?」


澪は帰ると行ったけれど、龍のベッド横の椅子に座ったまま、帰ろうとしない。

「澪?」

「・・・龍、あのね、1つだけお願い聞いてくれる?」