「あー、あったかい」 「充電、できてる?」 「ん。俺にとっては君が一番の活力源だからね」 安心しきったような甘い囁きに、鼓動がざわつく。 これ以上くっついていたらいよいよ心臓が壊れてしまいそうで、私は慌てて体を離した。 「もう、終わり」 緊張にとらわれていると、ご機嫌そうな声が降ってくる。 「ごちそーさま。とても良きでした」 「ふふ、なにそれ」 柱の影で人知れず笑い合った私たちは、再び薄暗い園内を歩いた。