「深夜にあがりこんだ上に一緒に寝てるところを家族に見つかったりしたら、間違いなく殺されるよ俺」 「鍵閉めてあるから大丈夫。 それに私、今日誕生日だし」 「あ〜、強情だな」 参ったように明希ちゃんが、額に手を当てる。 「俺、外から入って来て汚いけど?」 「いい」 すると私が引かないことを悟ったのか、怒ったように明希ちゃんが声を尖らせる。 「ちょっとだけ、だからな」 私は思わず頬を綻ばせた。 「うん」 まだもう少し、明希ちゃんといられる。