『未紘。お前、なんかあった?』 『どうして?』 『元気ないから』 『元気だよ! すっごく』 『嘘つけ。空元気なことくらい分かってんだよ。 正直に吐け』 『……昨日、お母さんと喧嘩した』 『やっぱりな』 『なんでわかったの? 私そんなにわかりやすい顔してた?』 『何年一緒にいると思ってんだよ。 幼なじみ侮るなよ。 この先お前は一生俺に敵わないってこと』