「ってか、恋とか頼はそう言う話ないの⁇
もう、26⁇27⁇」

「「26」」

「でしょ⁇

晩婚社会でいうと、まだ早い時期かもしれないけどさ 交際期間のこととかも踏まえると そろそろ考え始めてもいい頃合いなんじゃないの⁇」

「僕は結婚願望あるけど、いつかは、ってだけだからなぁ。

いつかは、お母さんに孫の顔を見せてあげたいよね。」

恋が酒を入れたグラスを揺らす。

「頼は⁇」

俺は視線を落とした。