『ねぇ、今度の火曜日空いてる⁇』

彼女からの電話。

やっぱりこの電話の頻度の高さには慣れないし、時々 着拒してしまっている。

「空いてるけど、何⁇」

『家来て呑もうよ。』

「いいけどー、田中の家 何処か知らないんだけど。」

『そっかー、じゃあ 住所送るから マップで調べてよ!

そしたら、出てくるから!』

自ら調べるのか、いや、そんなに難しいことでもないから 別に構わないんだけどさ。