やきもち彼氏の取り扱い説明書

「岳ぅ、好きぃ。 とか、言ってさ。

そういうのは、直接俺に言えよ。」

「えぇ! そ、そんなこと言った?」

「ばっちしと。」

顔を真っ赤にして布団に埋める。

それを、からかいたくなって

顔を掴んでこっちを向かせる。

「言えよ。 今。」

「な、何を…」

「好きだって。」

「う、あ…そんなこと言えないよー!」

「言わなきゃ、ショッピングモール無しだな。」