「取らねぇよ。

そんな、バカップル。」

「ば、バカップル?!」

もっと、赤くなる優奈。

「ふっ。 それは、よかった。」

ぱっ。と、優奈を離した。

そのまま、チャイムが鳴った。

これで、諦めるよな。

心配しなくて済む。