「今から、行くから!

どこだ?!」

「えっと…◯◯公園のまえぐらい」

「わかった!ちょっと待っとけ!」

そういって、携帯を持ったまま走った。

公園に着くと、涙を溜めている優奈。

「優奈!」

「岳ぅ~!」

駆け寄ると、抱き締めてきた。

「怖かった…」

「大丈夫か?

なにもされてない?」

「うん…」