優しい君は今日も嘘をつく




夕方……?
部活戻ってないって……?


「い、今って何時?」


恐る恐る聞くと、幸也はスマホで時間を確認し答えてくれた。


「5時過ぎだよ。」


5時……!?


私、何時間寝てたの……!?


驚きのあまり急いで起き上がると、寝すぎたせいか頭がくらっとした。


「ほら、ゆっくりでいいから。
疲れとれたわけじゃないだろ?」


そんな私を支えるようにして、幸也が立ち上がり私の背中に手をまわす。