「そんな……ありがとうございます。」
「まだそんなに経ってないのにね。
店長も褒めてるんだよ。」
そんなことを言われたら、これからもっと頑張れるに決まってる。
そんな時、お客さんがコールボタンを押し、店員を呼んだ。
だから私は行こうと思い歩き出そうとしたけど……
「………うっ……」
「………美晴ちゃん!?」
突然めまいが起こり、ふらっとした。
だけど運良く壁の方に体がふらつきもたれる形になる。
「大丈夫……!?」
心配そうに私を見る先輩。
だけど私自身、一瞬ふらっとしただけだからすぐに壁から離れる。
「大丈夫です。
立ちくらみですから……!」
その後私はお客さんの注文を取りに行き、1時間後にバイトを終えた。