優しい君は今日も嘘をつく




これが全部だった。


私の本心。
本当はずっと言いたかったこと。


少しの沈黙が流れ、それが私にとって辛かった。


そしてようやく幸也が口を開いた。



「………美晴、こっち来て。」



だけど幸也は私の言葉に対しては何も返さず、ベッドのところをぽんと軽く叩いた。


それが何を示すのかわからなかったけど、とりあえず言われた通りにする。


そしたら私がベッドの上に座った瞬間………



ふわっと、何かに包まれる。



幸也に抱きしめられてると理解するのに時間がかかり、反応が遅くなる。