優しい君は今日も嘘をつく




風呂上がり。


一度大部屋に戻って荷物の整理をした後、飲み物を買おうと1階の自販機へと行く。


泊まる建物は3階建てで2階に大部屋、3階に監督やマネージャーの部屋がある。



「………あ、幸也……。」


1階に行くと、美晴がいた。


美晴も風呂上がりのようで、髪が少し濡れていて頬も火照っている。


ラフな格好をしているのに、どこか色っぽく感じられドキッとしてしまう。


美晴と目を合わせると、向こうは視線をそらし軽く俯いてしまった。