「ふぁ〜今日眠いし、学校だるいなぁ〜」
 まだ恋を知らない女子高校生1年の柏木みおんが言った。それにすかさず隣を歩いていた浜田未来がツッコんだ。
 「みおんどうせまぁ〜た夜遅くまでゲームしてたんでしょ!」
「えへ〜まぁね〜、新作のゲーム全クリするまでやめれなくてつい〜」
「もぉ体調崩しちゃうぞ!」
「それより時間がやばくて遅刻しそうだね〜」
「?!みおん!!呑気なこと言ってなくて走るよ!!」
「えぇ〜待ってよ〜〜」