此処で待ってろってさ。
私は近くにあったベンチに座りぼっーと人間観察



前を通る人を見るのって結構面白かったりする。



「はぁ、」



なんか、それにしても遅くない?
何分経っても戻って来ない健



トントンッ



トイレの方をキョロキョロ見ていると後ろから肩を叩かれた。




やっと来たか、本当遅か…たっ、




「瑠花、1人で何してるの?」




そこにいたのは、蓮だった。




蓮は大きめのカバンを持って帽子とメガネをしていた。