蓮が持っていたハサミをチャラ男に刺そうとした時




「やめろ。係の人呼んだから」




隼人さんが蓮の手を止めた。



男2人は係の人に連れて行かれた。




「…瑠花、」



蓮は私を優しく抱きしめてくれた。
私は、安心して泣いてしまった。




蓮はただ何も言わず優しく抱きしめ続けてくれた。




「…ごめんなさい。」




「…お前は自覚が無さすぎるから困るんだよ」




帰り道隼人と花梨ちゃんは先を歩く中
自分の頭を触りながら言った。