そんな呑気な話をしていると 「あっ、あっ、噂をすれば花梨ちゃんだ♡」 指さした先には1人パンの袋といちごミルクを持って歩いていた。 「あれ?瑠花ちゃん一緒じゃないんだ」 あいつ、他に友達居たんだな。 「おーい、花梨ちゃん~!!」 隼人は大きな声で呼ぶとその女はぱぁぁと顔を明るくしてこっちに来た。 「花梨ちゃん1人?一緒に食べない?」 「えぇ、いいんですか?じゃあ是非」 そう言って隼人の隣の席に座った。 この女は俺を見てニコッと笑った。