隣の席の人?
う~ん、昨日この席に座ってたのはほんのわずかの時間。
それに緊張してて正直覚えてない。
ましてや、隣の席の人が女か男かも知らない
「ふふっ、瑠花ちゃん。覚えてないの?」
「覚えてないや、緊張してたし」
そうやって2人で笑っていると
噂の隣の席様が現れた。
ええっ、まさかの男の方ですかぁ。
隣の席の人が席に座りカバンをかけると
一瞬目が合った。
その時一瞬だけど、この人は危険だって頭の中の自分が言った気がした。
チャイムが鳴り全員席に着いた
私はなんとなく気になって隣を見てみると顔を伏せていた

