仕事が終え、副社長との待ち合わせ時間までメイク直しをしたり、髪型を直したりと落ち着かずにそわそわ過ごした。
待ち合わせは7時。
本当に副社長は時間に現れるのかな。
本当はドッキリなんじゃないかな。
どこかにカメラが仕掛けられていて、全社員がどこかで楽しく観察してるんじゃないかな。
おかしな方向に想像が膨らんで、不安で胃がキリキリしてくる。
7時5分前から正面エントランス脇で待っていたら、ぴったり7時にライトが私を照らし、青いセダンが目の前で静かに停まった。
エンブレムは、見たことがある高級国産車のものだ。
おずおずと覗き込んだら、中から副社長が座席を指さし『乗って』と合図をする。
「し、失礼しますっ」
声を裏返らせながら助手席のドアを開け、カバンを膝に置いてちょこんと座った。
車内がゆったりしすぎていて、足元がそわそわして落ち着かない。
私には不相応な気がして、せっかく広いスペースなのに逆に縮こまってしまう。
そもそも、副社長が運転する車の助手席に堂々と座ってなんかいられるわけがない。
「どんなお店にしようか」
「えっと…あの、私、高級なお店はマナーとかも全然わからないですし、普通の庶民的なお店がいい、です」
「何が食べたい?和食とか中華とかイタリアンとか」
「お、おまかせします」
副社長は「了解」とスピードを上げて車を走らせた。
待ち合わせは7時。
本当に副社長は時間に現れるのかな。
本当はドッキリなんじゃないかな。
どこかにカメラが仕掛けられていて、全社員がどこかで楽しく観察してるんじゃないかな。
おかしな方向に想像が膨らんで、不安で胃がキリキリしてくる。
7時5分前から正面エントランス脇で待っていたら、ぴったり7時にライトが私を照らし、青いセダンが目の前で静かに停まった。
エンブレムは、見たことがある高級国産車のものだ。
おずおずと覗き込んだら、中から副社長が座席を指さし『乗って』と合図をする。
「し、失礼しますっ」
声を裏返らせながら助手席のドアを開け、カバンを膝に置いてちょこんと座った。
車内がゆったりしすぎていて、足元がそわそわして落ち着かない。
私には不相応な気がして、せっかく広いスペースなのに逆に縮こまってしまう。
そもそも、副社長が運転する車の助手席に堂々と座ってなんかいられるわけがない。
「どんなお店にしようか」
「えっと…あの、私、高級なお店はマナーとかも全然わからないですし、普通の庶民的なお店がいい、です」
「何が食べたい?和食とか中華とかイタリアンとか」
「お、おまかせします」
副社長は「了解」とスピードを上げて車を走らせた。


