その4 “図書で本を読むお化け”
登場人物 美喜、歩、桃
音楽室での噂を検証した数日後、今度は図書室に現れるお化けに会いに行ってみようということになった3人。
美喜「この噂って最近言われ始めたよね?」
歩「みたいだね。」
桃「また、私たちで確めてみようよ! 今回のは何時頃なの?」
美喜「音楽室と同じ。放課後だってさ」
桃「曖昧だなぁ」
と、いうことで放課後まで待ってた私たち。
物音をたて無いようにそっと近づく。
美喜「誰も居ないね。」
歩「今回は外れかー」
桃「つまんないの。」
そう思っていると、コツコツと人の歩く音。少しするとペラッという音がうっすら聞こえてくる。
桃「今の音聞こえた?」
美喜「何か人が歩く音の様だったよね。」
歩「ページを捲る様な音もね。」
桃「誰かいるのかな。ちょっと入ってみよう!」
そういって、桃はドアを開けて入ったので美喜も歩もそれに続く。すると、
「ぎゃぁぁぁぁ見られた。恥ずかしいー」
と何とも見たこと、と言うか聞いたことのある声。そして走り去る音。さっきまで居たであろう所を見ると1冊の本。
“誰でもピアノが上手くなる方法”
歩「これ読んでたみたいだね。」
美喜「だね。て事は、さっきのお化けって」
桃「音楽室に居たのと一緒だね…。」
検証結果。
図書室のお化けは音楽室に居たのと同じ。とっても恥ずかしがり屋でピアノが上手くなりたいらしい。
登場人物 美喜、歩、桃
音楽室での噂を検証した数日後、今度は図書室に現れるお化けに会いに行ってみようということになった3人。
美喜「この噂って最近言われ始めたよね?」
歩「みたいだね。」
桃「また、私たちで確めてみようよ! 今回のは何時頃なの?」
美喜「音楽室と同じ。放課後だってさ」
桃「曖昧だなぁ」
と、いうことで放課後まで待ってた私たち。
物音をたて無いようにそっと近づく。
美喜「誰も居ないね。」
歩「今回は外れかー」
桃「つまんないの。」
そう思っていると、コツコツと人の歩く音。少しするとペラッという音がうっすら聞こえてくる。
桃「今の音聞こえた?」
美喜「何か人が歩く音の様だったよね。」
歩「ページを捲る様な音もね。」
桃「誰かいるのかな。ちょっと入ってみよう!」
そういって、桃はドアを開けて入ったので美喜も歩もそれに続く。すると、
「ぎゃぁぁぁぁ見られた。恥ずかしいー」
と何とも見たこと、と言うか聞いたことのある声。そして走り去る音。さっきまで居たであろう所を見ると1冊の本。
“誰でもピアノが上手くなる方法”
歩「これ読んでたみたいだね。」
美喜「だね。て事は、さっきのお化けって」
桃「音楽室に居たのと一緒だね…。」
検証結果。
図書室のお化けは音楽室に居たのと同じ。とっても恥ずかしがり屋でピアノが上手くなりたいらしい。

