”さぁ次は君の番だよ”
優しい声が聞こえた

いきなり来た白い光
ふわ っと浮かんだ身体



(ん、ここは…森?)


僕が目覚めた場所は森の中の一本道

確か…僕は…
赤ずきんちゃんを殺すんだった…




見えた赤いずきん



「やぁ、なにしてるんだい?」


「これからおばあさんの家にいくの
だからお花をつんでるのよ」


赤いずきんから見えた白い肌
両手に持ったお花が良く似合う可愛い女の子


(あぁ、もう少しだけ、もう少しだけでいいから君と話していたい)

ちょっとした気持ちが僕を壊していった