HONEY×HONEY

そんなこんなで時は過ぎ――。

私たちは高校生になっていた。


「ん~寒いぃ~。」
11月の終わり頃。
秋も終わりに近づき長い冬がやってくる。

「ヒロ~!おーっす!」

「お~っす!ハル!」

ハルは私の家の近くに住んでいる。

まあ、他の2人も近いっちゃ近いけど。

私たち4人は、みんな行く高校は変わっちゃったけれど、


毎朝一緒に学校に行ってる。途中までだけどね。


「悪い!寝坊して遅れたっ」
蒼以は寝癖が酷いまま走ってきた。


「ひっどい寝癖ー。啓介は?」

「うるせぇな。あいつは先に行ったぜ」

「そっかぁ」

啓介は、県内トップの高校に行ってる。

すっごく遠いから滅多に私たちと一緒に学校に行くことはない。