「ねえ、オニーサン。私、オニーサンと付き合うなんて微塵も思ってなかったよ」

「はあ?」

「天と地がひっくり返ってもありえないって思ってたよ」

「んじゃ、天と地がひっくり返って、ついでに隕石落ちたんじゃね?」

「適当かよ」


俺は天と地がひっくり返っても、一花が好きだよ。


なんて恥ずかしくて絶対言えない。

俺だけのヒミツ。




【Another side END】