2013年私は中学校に入学した。


私の学校は小中一貫校のためそのまま繰り上がり。


憧れのスクバを持って幼馴染のかりんと一緒に学校まで自転車を進めた。

学校に着くと桜がもう散り始めていて、グラウンドに、1人のスーツを着た男の人が立っていた。

「ねぇ、あの人誰だろうね」

「さぁ〜誰かのパパじゃない?」

「ふーん」

そう言いながらも私はその人を見ながら昇降口へと足を進めた。