映画館に着くと、チケットを買って、ジュースとポップコーンも買った。 「ごめん、半分お金出すね!」 雫が、財布を出そうとしている。 「大丈夫。 こういう時は、彼氏が払うものだろ?」 彼女に払わすなんて男として恥ずかしい。 「郁ちゃん、ありがとう!!」 雫が、満面の笑みでそう言った。 可愛い。なんて可愛んだ。 そんなのお安い御用ですよ。笑 そんな事を思いながら、席に着いた。。。