真琴は微かにだけど意識はあった

眠らないように声をかけ続けた

その時・・・津波警報が発令された

このまま逃げたら真琴が・・・

私はずっと座り込んでいた

そんな私を街の人は逃げるように託す

真琴は「逃げろ!俺のことは気にするな!」

そう叫んでいた