「ホントにどうしたの結愛 大丈夫? もしかして体調悪い?」 「大丈夫 ちょっと食欲ないだけ」 心配させまいと笑顔で芽依に答える 芽依は眉間に皺を寄せて私のおでこに手を伸ばした 「うーん熱はないね」 「大丈夫だってば ありがとう芽依 そろそろ教室戻ろ」 私はほとんど手を付けていない食器を片づけた その後の午後の授業は寝てしまった 今までどんな授業だって寝た事なかったのに やっぱ今日の私は普通じゃないらしい