「ふーん…」 あんまり納得のいっていない芽依を横目に私は1限の授業の準備をしていた ―――― ―――――――――― ――――――――――――――――― 「…――結愛ってば聞いてた?」 「――え…?」 「やっぱ聞いてなかったんだね どうした? 結愛がぼーっとするなんて珍しい 4限終わったの気づいてた?」 芽依に言われて時計を見ると針は1時を指してた 「ご飯食べに食堂行こって言ったんだけど…聞いてなかったみたいね」