「けほっけほっ」


喉から乾いた咳がでて少しの肌寒さを感じる



?「結愛…」


陰からヌルりと黒い影が動いて出てきた



噴水の明かりに照らされた顔は龍太さんの綺麗な顔



「龍太さん…

もしかしてずっとそこに?」




龍太「さすがにこんな夜に一人にはさせれない


エレベーターとか着いてきたけど気づかなかったのか?」



「いや、全く」



龍太「ちょっとはスッキリしたか?」



「はい、だいぶ


すいません、また迷惑をかけることになって」




私は瞳を落としてそう呟いた



そんな私の顎をそっと持ち上げて上を向かせる




龍太「結愛、俺は迷惑なんて思ってない


もっと頼って欲しいと思ってる



結愛が走れない分、俺が抱えて走る
結愛が苦しんでたら、俺がどんな方法使ってでも助ける

結愛ができないことは、俺がやる


結愛がいるから俺は動こうと思える。俺の行動原理は結愛なんだ



だからお荷物とか迷惑とかは考えるな

そばにいてくれたらそれでいいんだ


わかったか?」



私は返事をする代わりに龍太さんの腰に抱きついた


そんな私を黙って抱きしめかえしてくれた