これから言われることがいいことではないことが明らかで、私は遥太さんから目をそらす
そんな私を見て龍太さんはそっと私の手を覆うように手を重ねた
遥太「単刀直入に言うね
結愛ちゃんの病気は………」
私は目をぎゅっとつぶって身体を固める
こんなに数秒って長かったっけ。
不意に拳を握る
遥太「結愛ちゃんの病名は心筋症。心臓の病気だ…」
(……シンゾウノ………ビョウキ…………?)
頭の中で繰り返してみても、全然理解できない。
まるで自分の身体が自分のものでは無いような錯覚に陥った
(………シンゾウのビョウキ?私の話……?)
私はしばらく呆然とするしかなかった
でも龍太さんに拳を握られ現実に引き戻される
龍太「結愛…
大丈夫…じゃないな」
遥太「いきなり言われても訳わかんないよね
キツイだろうから詳しいことは今度また話すよ
今日は取り急ぎの説明だけさせてね」
遥太さんが話してる内容が日本語に聞こえなくて、なんも返事ができない

